【9月9日開催】サービス業部会講習会「絵本に学ぶコミュニケーション術」について

2016年9月14日(水)12時23分

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平成28年9月9日(金)14時から東海商工会議所研修室において、サービス業部会講習会「絵本に学ぶコミュニケーション術」を開催いたしました。
講師に絵本セラピスト協会 絵本セラピスト 常田靖子氏を迎えて、グループワーク形式で行われました。

最初に「ぼくのジイちゃん」という絵本から始まり、その後参加者から自己紹介をいただきました。
自己紹介は普通の自己紹介ではなく、①今日呼ばれたい名前 ②出身地 ③「実は私○○です」に絞ったものでした。
この③は絵本の中に出てきていたことで、人はみかけではない、自分はこうだということを振り返ることのできるものでした。しかし大人になるとそれがぱっと思い浮かばないので、自分を振り返ることは自分を知るためにも大切なことだと思いました。
そして「自分が呼ばれたい名前」というのもそこには意味があり、何故それで呼ばれたいのか。そこには体験や思い出があるからです。それをシェアすることにより人にその思いを伝えることができます。一つのことをシェアすることで人に思いを伝える力がつき、また聞き手はそれを受け入れ理解する力が身に付きます。
講習が始まって最初は若干固めだった会場は次第にコミュニケーションが図られ非常に楽しげな雰囲気へと変わりました。

また絵本を読んで感想やそこからどのような気づきがあったかをシェアするだけではなく、カードを使ったゲームも行われました。
カードには人の特性・特徴(「やさしい」「真面目」等)が書かれていて、グループ全員で特定の人の印象をそのカードから選び、その理由を本人に伝えました。たくさんあるカードからそれを選んだ理由から、他人に自分がどのようにみられているかを知ることができ、またカードを選ぶ方は人を見る力が問われます。社内でこのようなゲームを行うとよりチームのコミュニケーションが図られるのではないかと思いました。

絵本はあくまでツールであり、それがあればコミュニケーションが図れるということではありません。
ツールを上手く使って話題をシェアしていくことで、よりコミュニケーションが図られるのではないかと思いました。

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